2022-10

古典~現代短歌

【若山 喜志子】『4選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1888年~1968年 長野県生まれ。歌人。本名は喜志。少女時代から詩歌に親しみ,1910年『アララギ』同人となる。1911年、上京し太田水穂に師事。1912年、若山牧水と結婚。1928年、夫の死より、17年間歌誌「創作」主宰をつとめる。1931年歌集『筑摩野』により女流歌人として地位を得、晩年の『眺望』では深く厳しい歌境を示した。引用歌は北アルプスを詠み、激しい憧憬を秘めている。力強い抒情で牧水の歌風を継承した。
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【米川 千嘉子】『16選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1959年~  千葉県生まれ。歌人。早稲田大学第一文学部卒業。その後、早稲田大学教育学部国語国文学専攻科修了。1979年、短歌結社「かりん」に入会。馬場あき子に師事。古典への造詣と豊かな感性にあふれ、時流とは一線を画した歌の姿を示して注目される。
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【与謝野 鉄幹】『32選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1873年~1935年 京都生まれ。 歌人、詩人。 本名は寛。京都市外岡崎の西本願寺支院願成寺に生まれる。父、礼厳は勤皇の僧として活躍。明治維新後は病院創設など各種事業に従事。『礼厳法師歌集』がある。寺の没落に伴い、鉄幹も少年時代から他家の養子になる時期もあった。1892年(明治25)上京。落合直文の門に入り、あさ香社の主要門弟となる。日清戦争のナショナリズムを追い風にして、1894年(明治27)御歌所派の「現代の非丈夫的和歌」を「亡国の音」として批判した。1900年(明3)、「自我の詩」「新しき国詩」の創造を目指して「明星」を創刊。与謝野晶子、山川登美子、茅野雅子ら女流歌人を育てた。
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【吉野 秀雄】『21選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1902年~1967年 群馬県高崎生まれ。歌人。書家、文人墨客。病気のため慶応義塾大学中退後の療養生活の中で、正岡子規やアララギ派の歌人の歌に影響されて作歌をこころざす。後に会津八一(秋艸道人)の歌集『南京新唱』に影響されて師事する。
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【吉田 正俊】『3選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1902年~1993年 福井県に生まれ 歌人。実業家。旧制福井中学校(現福井県立藤島高等学校)東京帝国大学法学部卒業。 1925年、大正末期に「アララギ」に入会。土屋文明に師事。土屋文明の社会的人間的な現実歌風を学び、斎藤茂吉の豊かな歌風も取り入れ、独自の世界を築いた。
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【吉田漱】『4選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1992年~2001年 東京生まれ。歌人、評論家。浮世絵研究家。1947年、東京美術学校卒業。同年「アララギ」に入会。土屋文明に師事。1951年、近藤芳美を中心とする「未来」創刊に参加。「未来」の歌人として前衛短歌運動に参加。作品は情緒性の溢れに満ち、美的な芸術作品世界を持つ。 岡山大学教授、同大学大学院の講師を務めた後、多摩美術大学講師、女子美術大学講師などを務める。近世近代の浮世絵版画に関する研究書で知られている。
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【吉井 勇】『23選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1886年~1960年 東京生まれ。大正期~昭和期の歌人、劇作家、小説家。早稲田大学中退。1905年、与謝野鉄幹の東京新詩社に参加。「明星」の門をくぐり、恋愛相聞の歌を寄せて注目されていた。1909年、文芸雑誌「スバ ル」を創刊。歓楽の巷での遊楽や、恋愛の情感を平易な抒情に歌い上げ、約50年間詠い続けた
花 flower

【リコリス】Lycoris radiata|かんたん花事典

リコリス属は種類が多く、あぜ道などに群生して咲く彼岸花を始め、シロバナマンジュシャゲ(シロバナヒガンバナ)、キツネノカミソリ、ナツズイセン、ショウキズイセンなどあります。早い種類は7月から10月にかけて開花します。かがり火のような赤色から濃黄色の花をつけるオーレア種、ピンクから青く染まるスプレンゲリ種などがあります。