2022-09

古典~現代短歌

【結城 哀草果】『7選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1893年~1974年 山形県生まれ。歌人。旧姓は黒沼。結城家の養子となる前の旧姓は黒沼。本名、光三郎。 農業に従事しつつ作歌を志し、土岐善麿(哀果) 編集の「生活と芸術」などに出詠いていた。1914年に同郷の斎藤茂吉に師事し、 「アララギ」に入会。1955年、歌誌『赤光』を創刊。東北の風土や素朴な農民の生活を詠んだ。 八一歳で死去。
花 flower

【ボルトニア】Boltonia|かんたん花事典

北アメリカ原産のキク科アメリカギク属の宿根草です。湿気の草原や湿地などに、9月から10月ごろ、白色や藤色、紫色などの花を咲かせます。別名で「ボルドーギク(ボルドー菊)」とも呼ばれます。日本には大正時代に入ってきたといわれています。 花は、9月初旬に咲き始め初秋まで咲きます。 繁殖力が強く、庭などに植える場合は、余裕のあるスペースを確保します。
花 flower

【サンザシ】Crataegus cuneata|かんたん植物事典

日本では白い花で実が赤いサンザシとピンク色で八重咲きのセイヨウサンザシが栽培されます。 江戸時代に中国から朝鮮半島を経由し、薬用として渡来。果肉とタネが健胃、消化促進、止血など目的としていたが、後に庭木や盆栽として栽培されている。食べ過ぎや胸焼けに効き、めまい、気付けなどにも使用された。薬用のほかには、果実酒やお菓子、ドライフルーツとしても使われる。実にはクエン酸を含み、疲労回復や抗酸化作用などの効果もある。
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古典~現代短歌

【山本 友一】『3選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1910年~2004年 福島県に生まれ。昭和~平成時代の歌人。 1929年(昭4)短歌誌「国民文学」に入り、松村英一に師事。1931年、「満州」に渡るが、敗戦と同時に引き揚げる。 戦後、新歌人集団に参加。1953年、香川進らと「地中海」を創刊。
古典~現代短歌

【山中 智恵子】『43選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1925年~2006年 愛知県名古屋市生まれ。歌人。 京都女子専門学校(現・京都女子大学)卒業。戦中の学徒動員の中、京都の古書店で前川佐美雄の歌集 『くれなゐ』と出会う。 それを契機に、前川佐美雄の歌誌「オレンヂ」 創刊(後、日本歌人)入会。前川佐美雄に師事。 師の超現実的な師の歌風 は、山中の初期の作品に色濃く影響を与える。
古典~現代短歌

【山本 友一】『3選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1910年~2004年 福島県に生まれ。 歌人。 1929年(昭4)「国民文学」入る。松村英一に師事。1931年「満州」に渡り、敗戦と同時に引き揚げる。1953年(昭28)香川進らと「地中海」を創刊。 戦後、新歌人集団に参加。1953年(昭28)香川進らと「地中海」を創刊。 主な歌集に『北窓』『布雲』『黄衣抄』『万春』など。選集として『石牛志』がある。
古典~現代短歌

【山田 富士郎】『9選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1950年~  新潟県生まれ。 歌人。 新潟県生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。1985年に未来短歌会に入会。岡井隆に師事。1990年、第一歌集『アビー・ロードを夢みて』刊行。翌年、第35回現代歌人協会賞を受賞。知識人的であり、また大衆的な親しみを同時に感じさせる詠風。 1999年、新潟県在住の超結社研究会「うたの会」を立ち上げ。
古典~現代短歌

【山田 あき】『14選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1900年~1996年 新潟県生まれ。 歌人。 本名、坪野つい 大地主の家に生まれ、生家に農民が作った米を運ぶのを子供ながらに不思議に思ったことが、社会意識の出発であったと言う。高田高女卒。 1929年(昭和4)プロレタリア歌人同盟に加わり、自由律短歌を発表する。そのころ、坪野哲久と出会い結婚。1936年(昭11)哲久、大井良らと「鍛冶」を創刊する。思想弾圧の下で病臥の夫を支えてさまざまな仕事をしながら生活をたてた。
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【山下 陸奥】『1選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1895年~1967年 広島県生まれ。 歌人。 東京高等商業(一橋大学)中退。住友合資に入社し、上司の川田順のすすめで「竹柏会」「心の花」に入会。新井洸に師事。のちに独立し、1930年(昭和5)歌誌 「一路」を主宰した。 自然詠に特徴があり、人間心理の微妙な揺れを歌った。 「私は五万分の一の地形図のような正確な歌を作る」と彼自身語っているように、観察による歌を作った。
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【山崎 方代】『22選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1914年~1985年 山梨県生まれ。 歌人。 15歳ごろから作歌を始める。山崎一輪の名で新聞や短歌雑誌「水甕」などに投稿。 第二次世界大戦時ティモール島で銃弾を浴び右眼失明。生涯独身で、定職に就くこともなく、無頼で自由な体から放浪の歌人と呼ばれた。方代の歌は精神の放浪性、望郷と戦争に対する呪いが主である。表現の特徴は平仮名を多く使い、口語を大胆に取り入れた。
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