古典~現代短歌

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【中城ふみ子】知っておきたい古典~現代短歌!

1922~1954年 北海道帯広市生まれ。歌人。旧姓、野江富美子。妹、野江敦子も歌人。 東京家政学院在学中に池田亀鑑に師事。1947年「新墾」に入社。1948年、「辛夷短歌会」の会員になる。1952年乳がん発病。1954年、短歌研究新人賞 (第1回50首詠)受賞。入選作が『短歌研究』4月号に掲載。同年7月、第1歌集『乳房喪失』を出版。
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【中島 栄一】知っておきたい古典~現代短歌!

1909~1992年 奈良県生まれ。歌人。 土屋文明門下として「アララギ」に学ぶ。のち1963年「放水路」を創刊。 貧困、 戦争体験、子供の死、中年期の恋など、赤裸々な生活短歌を追求した。大衆性も備えながら、厭世主義的な私小説的作風『指紋』『花がたみ』が、「アララギ」の写実と別れる分岐点になっている。 時代の底に流れる大衆的情感を歌った歌人である。
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【長沢 美津】知っておきたい古典~現代短歌!

1905~2005年 石川県金沢市生まれ。 歌人、文学研究者。 日本女子大在学中に晩年の古泉千樫こいずみちかしに師事。同人「青垣」に所属。1929年(昭和4)第1歌集「氾青はんじょう」を刊行。1949年(昭和24)女人短歌会結成、50年にわたり推進役となる。その間「女性和歌の史的研究」により学位、『女人和歌大系』全六巻刊行。
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【坪野哲久】知っておきたい古典~現代短歌!

1906~1988年  石川県生まれ。 歌人。本名久作。 東洋大学支那哲学科卒。 東京ガスに入社。「アララギ」に入会。島木赤彦に師事。島木赤彦没後は小泉苳三主宰の「ポトナム」同人となる。1929年、プロレタリア 歌人同盟を結成。1930年、プロレタリア系出版社戦旗社に勤務。
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【長澤一作】知っておきたい古典~現代短歌!

1926~2013年 静岡県生まれ。歌人。本名 賀寿作(かずさく)。 17歳で佐藤佐太郎に師事し、 「アララギ」に参加。短歌雑誌『歩道』の創立、創刊に参加。歌風は温厚で堅実。1983年「運河の会」を創立し、川島喜代詩、山内照夫らとともに運営。同人短歌雑誌『運河』創刊。
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【永井陽子】知っておきたい古典~現代短歌!

1951年~2000年 愛知県に生まれ 歌人。 1967年、愛知県立瀬戸高等学校入学。古典に親しみ、作歌を開始。1969年、短歌人会入会。 1970年、愛知県立女子短期大学国文科入学。学内文芸同好会誌「轍」参加。1971年「太陽の朝餉」50首が第17回角川短歌賞候補。1972年、短歌人新人賞受賞。
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【土屋文明】知っておきたい古典~現代短歌!

1890~1990年  群馬県生まれ。歌人、国文学者。 伊藤左千夫に師事し『アララギ』に参加。東京帝国大学に進学。菊池寛や芥川龍之介と第三次「新思潮」に参加。1925年に第一歌集『ふゆくさ』を出版。1930年(昭和5年)に斎藤茂吉から『アララギ』の編集発行人を引き継ぐ。 また『万葉集』研究者としても活躍する。
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【富小路禎子】知っておきたい古典~現代短歌!

1926~2002年 東京生まれ。歌人。 華族の家に生まれる。富小路家は歌道の家の流れを汲む子爵家。父、富小路隆直は元貴族院議員。太平洋戦争以後は父の失職などにより没落し、旅館の女中などを経て日東化学工業(現三菱レイヨン)に勤務、定年まで勤める。
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【塚本邦雄】『130選』知っておきたい古典~現代短歌!

1920年~2005年 滋賀県生まれ。歌人、詩人、評論家、小説家。 1947年、前川佐美雄に師事。「日本歌人」に入会。1949年、杉原一司と同人誌「メトード」創刊。1951年第一歌集『水葬物語』を刊行。短歌結社に所属せず、反写実的で斬新な作品は歌壇からは黙殺されたが、三島由紀夫らに注目され、 しだいに支持を集める。
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【俵 万智】『30選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1962年 大阪府生まれ。歌人。歌誌『心の花』所属。 早稲田大学在学中、佐佐木幸綱に出会い、作歌を始める。1985年、大学卒業後、国語教員として働きながら発表した『野球ゲーム』で第31回角川短歌賞次席。翌1986年、『八月の朝』で第32回角川短歌賞を受賞。 1987年、第一歌集 『サラダ記念日』が大ベストセラーとなる。