【和泉式部】『6選』知っておきたい古典~現代短歌!

梔子 八重咲き

梔子 八重咲き

和泉式部 (いずみしきぶ)

生年974年976年など諸説ある。没年不詳。平安中期の女流歌人。

越前守・大江雅致の娘。中古三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。

 

和泉式部 和歌

暗より暗道にぞ入ぬべき遥に照せ山の葉の月 『拾遺和歌集』

黒髪のみだれも知らずうちふせばまづかきやりし人ぞこひしき  『後拾遺和歌集』

もの思へば沢のほたるもわが身よりあくがれ出づるたまかとぞ見る

まつ人の今もきたらばいかゞせむ踏ままくをしき庭の雪かな 『詞花和歌集』

はかなきは我が身なりけりあさがほのあしたの霧のおきてみてまし『和泉式部続集』

とゞめおきて誰をあはれと思ふらむ子はまさるらん子はまさりけり

 

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