小名木綱夫(おなぎつなお)古典~現代短歌2020.09.07小名木綱夫(おなぎつなお) 1911年8月11日~1948年3月19日 東京都出身。歌人。梅干の含む酸味のあまくして熱のぼりゆく午后四時頃を 『太鼓』押入れの漆の闇からいでて来る春の蚊なれば刺すこともなし敗戦をはぐらかすものなべて地にひきずり降し批判なすべしむしばめる胸を抱きて蛇くちはなの穴ごもるごとわれは冬越す 撮影ろいち
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