古典~現代短歌

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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『九鬼 周造』

九鬼 周造(くき しゅうぞう)1888~1941年 東京出身。哲学者。京都大学教授。父は明治の文部官僚、九鬼 隆一。東京大学哲学科卒業後、ドイツ・フランスなどヨーロッパ諸国へ8年間留学する。ヨーロッパの滞在で日本の美と文化に改めて惹かれていく自分に気づいた九鬼は、1930年「いきとは、垢抜けして、張のある、色っぽさ」の『「いき」の構造』を発表。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『清原日出夫』

1937~2004年 本名 佐藤日出夫 歌人。1964年 第一歌集「流氷の季」刊行など 愛欲に遠き父母夜の更けを低く語るとわれは醒めいつ 『流氷の季』
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『木俣 修』

木俣修(きまた おさむ)1906~1983年 本名 修二 滋賀県滋賀県出身。 歌人、国文学者。少年時代に「赤い鳥」を知り、北原白秋の童謡によって詩歌に開眼する。東京高等師範学校に入学するため上京、白秋を師事する。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『行尊』

1055~1135年 平安時代後期の天台宗の僧侶・歌人。平等院大僧正、または前大僧正行尊さきのだいそうじょうぎょうそんと呼ばれる。敦明親王の孫で参議従二位源基平の息子。10歳で父を亡くし、円城寺にて12歳で出家。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『京極為兼』

1254~1332年 鎌倉時代後期の公卿・歌人。鎌倉時代後期の勅撰和歌集(玉葉和歌集)の選者。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『紀野 恵』

1965年~ 徳島県出身。 歌人。1982年「異郷にて」第28回角川短歌賞次席。1983年「荷風氏のくしゃみ」で第26回短歌研究新人賞次席。若手歌人が口語や現代風俗を積極的に取り入れている風潮の中、古語を自在に駆使して古典和歌調の作風で注目を集める。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『北原 白秋』③

1885~1942年 福岡県出身。 詩人、童謡作家、歌人。白秋は、自由詩、短歌、長歌、詩文 (散文詩)、童謡、民謡、など、さまざまな形式を駆使した。童謡歌詞は誰もが一度は聞いた詩が多い。(雨、雨降り、ゆりかごのうた、砂山、からたちの花、この道、ペチカ、待ちぼうけ)など
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『北原 白秋』②

1885~1942年 福岡県出身。 詩人、童謡作家、歌人。童謡作家、歌人と多才な才能をみせた白秋。詩集も多数。邪宗門 思ひ出 東京景物詩及其他(のち『雪と花火』と改題する)畑の祭 真珠抄 白金之独楽 水墨集 海豹と雲 新頌など。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『北原 白秋』①

1885~1942年 福岡県出身。 詩人、歌人。本名は隆吉。酒造業を営む旧家の長男として、幼少期を過ごす。1900年 に雑誌「文庫」の歌壇や同誌の詩壇にも投稿した。中学時代に白秋の号で 詩歌を雑誌に投稿。早稲田大学英文科予科に入学。1906年、与謝野鉄幹の誘いにより「明星」に詩歌を発表、新進の第一人者と目された。1913年、第一歌集『桐の花』を刊行。1935年、歌誌「多磨」を創刊。晩年視力を失ったが、芸術院会員にも選ばれ、約2百冊の著作を残し、57歳で死去。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『紀 貫之』

?~945年? 下野守・紀本道の孫。紀望行の子。平安時代初期の歌人。三十六歌仙の一人。従兄弟にあたる紀友則ほか、凡河内躬恒・壬生忠岑らととも に『古今和歌集』を編纂。100首を超える自詠が『古今和歌集』に入っている。中国から影響をうけた漢詩文が教養として尊重されていた時代に、仮名序を用いた序文『やまと歌は人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける・・・』は、あまりにも有名。当代歌壇第 一人者としての実力を示した。『土佐日記』の作者。