【エゴノキ】野茉莉
原産地:日本
学名:Styrax japonica
英名:japanese snow bell
和名:エゴノキ(斉ゴ木)
別名:ロクロギ(轆轤木)、ジシャ(萵苣)、チシャノキ、セッケンノキ
目名:カキノキ目
科名:エゴノキ科
属名:エゴノキ属
園芸分類:高木
植え付け期:3月 10月~11月
開花期: 5月~6月
樹高 : 7m~12m
花色:白
耐寒性:強い
耐暑性:強い
特 徴
日本全国で見られる落葉樹で万葉植物。5月~6月にかけて小枝の先に釣り鐘状の白い花を下向きにつけ、秋には卵形の果実が熟します。果皮が有毒でえぐみがありエゴノキの名称に。果皮にサポニンという毒があり、口にすると舌が痺れる。誤食すると胃の粘膜がやられて喀血するおそれがある。
縄文時代から実をすりつぶして川に流し、魚を麻痺させる毒流しの漁法に使われた。
ロクロ細工の材料としても使用。材料が入手しやすく、割れにくいため、和傘の部材、糸巻き、かんじきなどの日用品や、こけしなどの民芸品、独楽やけん玉などの玩具に使われる。
古くから、若い実が石鹸の代用になりセッケンノキとして実用されていた。また、染料として染物に使われる。
[Styrax] Styrax japonica
Alias: Chishanoki / Rokurogi / Sekikennoki
The pericarp is toxic. It was used as a poisonous fishing method to grind the fruits and drain them into the river to paralyze the fish.
It is a material for potter’s wheel work. Young fruits are a substitute for soap.
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