大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)

大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)
生没年不詳 『万葉集』の代表的歌人 大伴安麻呂と石川内命婦の娘  大伴稲公の姉で、大伴旅人の異母妹

 

斯くしつつ遊び飲みこそ草木すら春は生ひつつ秋は散りゆく 『万葉集』
佐保川の小石踏み渡りぬばたまの黒馬の来る夜は年にもあらぬか
夏の野の繁みに咲ける姫百合のしらえぬ恋は苦しきものそ
故郷の飛鳥はあれどあをによし平城の明日香を見らくし好しも
真玉つくをちこち兼ねて言は言へど逢ひて後こそ悔いにはありと言へ

 

白い花

撮影ichiro

 

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