【林 あまり】『3選』知っておきたい古典~現代短歌!

薔薇

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林 あまり (はやし あまり)

1963年 東京生まれ。歌人、エッセイスト、作詞家。本名、真理子。

成蹊大学文学部日本文学科卒業。学生時代から熱心に歌作にはげみ前田透主宰の「詩歌」に入会。井辻朱美らの歌誌『かばん』の創刊に参加。寺山修司の戯曲に惹かれ、寺山の世界を通して短歌と出会う。歌風は旧来の短歌的抒情にとらわれない独自性がある。あらわな性表現は歌壇に物議を醸したが、歌壇外の読者からは熱烈な支持を得る。作詞家として「夜桜お七」「さよなら小町」「レクイエム」など。

林 あまり 著作

1986年 歌集『MARS☆ANGEL』 沖積舎(河出文庫、1993年)

1988年 歌集『ナナコの匂い』 マガジンハウス

1989年『劇場、このふしぎなおともだち – シアターカタログ 林あまりの演劇ガイド』 マガジンハウス

1991年『世紀末はマドモアゼル』 フレーベル館

1991年 歌集『最後から二番目のキッス』 河出書房新社

1992年『ショートカット―林静一画集・林あまり歌集』

1993年『恋の予感をバックにつめて Minako collection』 大和書房

1994年『レモン色のおくりもの』 キリスト教視聴覚センター

1996年『光を感じるとき』 教文社

1996年『ねえ、キッスして。』 クインテッセンス出版

1997年『「愛されない」と思っていた私への手紙』 大和出版

1998年『ベッドサイド』 新潮社(新潮文庫、2000年)

1999年『ガーリッシュ』 集英社

1999年 歌集『ふたりエッチ』 白泉社

2002年 歌集『スプーン』 文藝春秋

2003年 歌集『LOVE & SWEETS』 ワニブックス

〈参考: フリー百科事典〉

林 あまり 短歌

きょう会ったばかりでキスは早くない?/ ヤヨイ・トーキョー春花咲きて『MARS☆ANGEL』

 

生理中の FUCK は熱し/血の海をふたりつくづく眺めてしまう

 

花びらを持つ者どうしの性愛も/春のさびしき華やぎのなか

『最後から二番目のキッス』

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