介護費用の考え方
自宅で介護するか施設で介護してもらうか、普段から介護費用について計画している家庭はどれくらいあるでしょうか。いざという時のために、家族や兄弟で話し合うことが必要です。高齢者が病気や怪我で入院したら、退院後、自宅か施設で介護してもらうか早急に決めなくてはなりません。
『介護』費用を抑え、充実度も考える
介護にかかる費用の分担も話し合っておきましょう。
要支援、要介護の認定を受けた場合、介護保険サービスを利用すれば1～2割の自己負担で済みます。
しかし、介護保険対象外のサービスは全額自己負担となります。衣類、寝具、紙おむつ、介護用品など実際の支払いは結構な額になります。
自己負担額の軽減
- 介護保険を利用した時の自己負担額の合計が負担上限額を超えた場合、その超えた分が市町村から支給されます。
- 負担上限額は利用者の前年の合計所得に応じて定められます。
- 負担限度額認定証の交付を受けている人は、居住費（滞在費）と食費が軽減されます。
- 年間の医療保険の一部負担金や介護保険の自己負担額が著しく高額となった場合、限度額を超えた分が給付されます。
- 他にも災害などによる利用者負担の軽減や、生活福祉資金貸付制度を設けている自治体があります。
住んでいる市町村に相談
ろいち
福祉サービスは数多くあり、知っていれば負担を減らせることもあります。こちらから積極的に市町村の役所などへ相談に行き、自分に合った制度があるか確かめてみましょう。
ろいち
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