【平福 百穂】『4選』 知っておきたい古典~現代短歌!

牡丹

牡丹

平福 百穂 (ひらふく ひゃくすい)

1887年~1933年 秋田県角館生まれ。 画家、歌人。 本名貞蔵。

染物屋で画家の平福穂庵の4男。父から絵を学びはじめるが1890年、父が急死。1899年東京美術学校卒業。1900年、結城素明と自然主義を標榜ひょうぼう无声むせい会を組織した。後に解散後、1916年、鏑木清方、結城素明らと金鈴社を結成。画家としては、日本画の伝統に立ちながら洋画風の描写力も生かし、晩年は独自の装飾的様式も展開 した。秋田蘭画研究の先駆者。

歌は正岡子規を訪ね、1903年頃からは、伊藤左千夫と親しくなり、アララギ派の歌人として活動する。伊藤左千夫の「馬酔木」から始め「アララギ」創刊に参加。

平福 百穂 著作

1927年 歌集『寒竹』 古今書院

平福 百穂 短歌

ここにして岩鷲山のひむがしの岩手の国は傾きて見ゆ  『寒竹』

しまひおきし友の写真をとり見つつ涙おとせり吾が妻も共に

俄か雨霽れし木立の上にして雲間に映ゆる白きあららぎ  

み仏にささげまつらむ冬の花は軒べに干せる菊のみにして

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