【宇都野研】『1選』知っておきたい古典~現代短歌!

久留米ケイトウ

久留米ケイトウ

宇都野 研 (うつの けん) 

1877~1938年  大正~昭和時代前期の歌人。

日本の小児科医であり歌人です。愛知県額田郡本宿村の医家に生まれ、東京帝国大学(現・東京大学)を卒業後、1912年に文京本郷で小児科病院を開設し、乳幼児の診療に尽力しました。また、文学においては竹柏会に参加し、佐佐木信綱、窪田空穂、若山牧水に師事して和歌を学びました。彼の作品は鋭い現実感を持つ作風が特徴です。

宇都野 研 短歌

球形のまとまりくれば梅雨の花あぢさゐは移る群青の色に  『木群』

 

コメント