古典~現代短歌

古典~現代短歌

【北沢郁子】『5選』 知っておきたい古典~現代短歌!

(きたざわいくこ)1923~2018年 長野県出身。歌人。 結社「古今」に参加、福田栄一に師事する。戦中派世代に属し「女人短歌会」に参加、富小路禎子やとみのこうじよしこ大西民子と交友を結ぶ。 1960年、森村浅香らと同人誌『藍』を創刊、発行人となる。孤高の姿勢と、哀愁を帯びた女の歌を多く作った。 1970年代以降は好対照に明るい女歌(おんなうた)も多数。1984年、歌集『塵沙』で第9回現代短歌女流賞受賞。
古典~現代短歌

【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。 『来嶋靖生』

(きじまやすお)1931年~ 旧満州大連に生まれ。歌人。 早稲田短歌会で顧問の都筑省吾つづきしょうごと出会い、 師事する。歌誌「槻の木」の発行人。 窪田空穂うつぼの流れを汲んで、生活者の実感を込めた歌に特徴がある。著作は「雷」「肩」の他、柳田国男の短歌を研究、論じた『森のふくろ う』など。 現代歌人協会理事。
古典~現代短歌

【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。 『徽子女王』

(きしじょおう)929~985年 平安時代中期の皇族、歌人。 斎宮女御と称され、また承香殿女御、式部卿の女御とも称された。三十六歌仙および女房三十六歌仙の1人。
スポンサーリンク
古典~現代短歌

【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『岸上 大作』

岸上 大作 (きしがみ だいさく)1939~1960年 兵庫県出身。 歌人。 父を戦病死で失い、母の手で育てられる。窪田章一郎主宰「まひる野」入会。同人誌「具象」創刊。安保世代の学生歌人として活躍。「東の岸上大作、西の清原日出夫」と謳われた。
古典~現代短歌

【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『河野 裕子』

1946年~ 熊本県出身。 歌人。 1972年、第一歌集『森のやうに獣のやうに』を刊行。斬新な手法、用語の新鮮さで、幅広く歌壇の共感を呼んだ。 1976年『ひるがほ』 1980年『桜森』の二歌集によって、河野の評価は動かないものとなる。
古典~現代短歌

川野里子(かわのさとこ) 【歌人紹介】

川野里子(かわのさとこ)  1959年~ 大分県出身。 本姓、高橋。 歌人。 おもむろにまぼろしをはらふ融雪の蔵王よさみしき五月の王よ 『五月の王』 鯉のぼりほうとふくらみくたと降るこの緩慢なる力見よとぞ
古典~現代短歌

川田順 (かわだじゅん) 【歌人紹介】

1882~1966年 東京都出身。 歌人、実業家。 東京帝国大学文科に入学するも、翌年法科に転じ、卒業後は大阪の住友本社に入社して退職まで実業家として歩む。1897年竹柏会ちくはくかいに入門し、佐佐木信綱に師事する。1918年第一歌集『伎芸天』を刊行。 戦後は東宮の作歌指導の任に当たり、歌会始(うたかいはじめ)選者にもなった。
古典~現代短歌

河上肇(かわかみはじめ) 【短歌紹介】

1879~1946年 山口県出身。経済学者・社会思想家。 京都大学教授の河上肇は『貧乏物語』などの新聞連載で人気を博した。 後にマルクス 主義経済学に次第に傾き、実践のため職を 辞し、活動中を東京で逮捕され五年の実刑判決をうける。斎藤茂吉の歌集に刺激を受けてから歌を1000首残している。
古典~現代短歌

【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『金子 薫園』

金子薫園(かねこくんえん)1876~1951年 東京都出身。本名、金子雄太郎かねこゆうたろう  歌人。 1893年落合直文を訪ねてあさ香社に加わる。 第一歌集『片われ月』は直文の影響を受けている。1902年に尾上柴舟との共編『叙景詩』を刊行して叙景詩運動を起こす。翌年、白菊会を結成。同人には吉植庄亮・武山英子・土岐善麿らがいる。
古典~現代短歌

【楫取 魚彦】『1選』知っておきたい古典~現代短歌!

1723~1782年 下総(千葉県)生まれ、江戸中期の国学者・歌人・画家。 本姓は伊能、名は景豊かげとよ。 通称は茂左衛門。号は青藍・茅生庵ちぶあんなど。 父は伊能景栄(かげまさ)。 写真は花梨(かりん)