古典~現代短歌

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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『紀 友則』

?~904または905年。 平安時代前期の官人・歌人。宮内権少輔・紀有友の子。官位は六位・大内記。三十六歌仙の一人。紀貫之きのつらゆきは従兄弟いとこ同士。『古今和歌集』の選者であったがが、完成する前に亡くなる。「久方のひかりのどけき春の日に~」この聞き覚えある歌は、国語の教科書に広く採用されています。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『木下 利玄』

(きのしたりげん)1886~1925年 岡山県出身。 歌人。白樺派の歌人。 足守藩主木下利恭の弟利永の二男で、伯父の没後、5歳で養嗣子となり子爵・木下家13代当主となる。木下宗家を継いだ。江戸期の歌人、木下長嘯子ちょうしょうしの子孫でもある。同年、上京し、旧家老より当主教育を受けいる。学習院を経て東大に学ぶ。一三歳で佐木信綱に入門、「心の花」同人となり川田順、新井光とともに若手として頭角をあらわす。のち「白樺」創刊に参加。また晩年「日光」創刊に参加。 39歳没。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『木下 幸文』

(きのした たかふみ)1779~1821年 備中生まれ(現在の岡山県) 江戸時代後期の歌人。前名は義質。通称は民蔵。。通称は民蔵。号は朝三亭・亮々舎さやさやのや・蓼園・風漪亭・風漪温者・渚の笹屋など。少年の頃上洛し、澄月、滋延より和歌を学ぶ。その後、香川景樹に師事し桂門下としてして活躍した。歌集に「亮々遺稿」、随筆に「亮々草紙」がある。
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【北沢郁子】『5選』 知っておきたい古典~現代短歌!

(きたざわいくこ)1923~2018年 長野県出身。歌人。結社「古今」に参加、福田栄一に師事する。戦中派世代に属し「女人短歌会」に参加、富小路禎子やとみのこうじよしこ大西民子と交友を結ぶ。 1960年、森村浅香らと同人誌『藍』を創刊、発行人となる。孤高の姿勢と、哀愁を帯びた女の歌を多く作った。1970年代以降は好対照に明るい女歌(おんなうた)も多数。1984年、歌集『塵沙』で第9回現代短歌女流賞受賞。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。 『来嶋靖生』

(きじまやすお)1931年~ 旧満州大連に生まれ。歌人。早稲田短歌会で顧問の都筑省吾つづきしょうごと出会い、 師事する。歌誌「槻の木」の発行人。窪田空穂うつぼの流れを汲んで、生活者の実感を込めた歌に特徴がある。著作は「雷」「肩」の他、柳田国男の短歌を研究、論じた『森のふくろ う』など。現代歌人協会理事。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。 『徽子女王』

(きしじょおう)929~985年 平安時代中期の皇族、歌人。斎宮女御と称され、また承香殿女御、式部卿の女御とも称された。三十六歌仙および女房三十六歌仙の1人。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『岸上 大作』

岸上 大作 (きしがみ だいさく)1939~1960年 兵庫県出身。 歌人。父を戦病死で失い、母の手で育てられる。窪田章一郎主宰「まひる野」入会。同人誌「具象」創刊。安保世代の学生歌人として活躍。「東の岸上大作、西の清原日出夫」と謳われた。
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【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『河野 裕子』

1946年~ 熊本県出身。 歌人。1972年、第一歌集『森のやうに獣のやうに』を刊行。斬新な手法、用語の新鮮さで、幅広く歌壇の共感を呼んだ。1976年『ひるがほ』 1980年『桜森』の二歌集によって、河野の評価は動かないものとなる。
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川野里子(かわのさとこ) 【歌人紹介】

川野里子(かわのさとこ) 1959年~ 大分県出身。 本姓、高橋。 歌人。おもむろにまぼろしをはらふ融雪の蔵王よさみしき五月の王よ 『五月の王』鯉のぼりほうとふくらみくたと降るこの緩慢なる力見よとぞ
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川田順 (かわだじゅん) 【歌人紹介】

1882~1966年 東京都出身。 歌人、実業家。東京帝国大学文科に入学するも、翌年法科に転じ、卒業後は大阪の住友本社に入社して退職まで実業家として歩む。1897年竹柏会ちくはくかいに入門し、佐佐木信綱に師事する。1918年第一歌集『伎芸天』を刊行。戦後は東宮の作歌指導の任に当たり、歌会始(うたかいはじめ)選者にもなった。