古典~現代短歌【長澤一作】知っておきたい古典~現代短歌! 1926~2013年 静岡県生まれ。歌人。本名 賀寿作(かずさく)。17歳で佐藤佐太郎に師事し、 「アララギ」に参加。短歌雑誌『歩道』の創立、創刊に参加。歌風は温厚で堅実。1983年「運河の会」を創立し、川島喜代詩、山内照夫らとともに運営。同人短歌雑誌『運河』創刊。 2021.12.05古典~現代短歌
古典~現代短歌【永井陽子】知っておきたい古典~現代短歌! 1951年~2000年 愛知県に生まれ 歌人。1967年、愛知県立瀬戸高等学校入学。古典に親しみ、作歌を開始。1969年、短歌人会入会。1970年、愛知県立女子短期大学国文科入学。学内文芸同好会誌「轍」参加。1971年「太陽の朝餉」50首が第17回角川短歌賞候補。1972年、短歌人新人賞受賞。 2021.11.30古典~現代短歌
古典~現代短歌【土屋文明】『53選』生涯と短歌:アララギ派の歌人として歩んだ百年 1890~1990年 群馬県生まれ。歌人、国文学者。伊藤左千夫に師事し『アララギ』に参加。東京帝国大学に進学。菊池寛や芥川龍之介と第三次「新思潮」に参加。1925年に第一歌集『ふゆくさ』を出版。1930年(昭和5年)に斎藤茂吉から『アララギ』の編集発行人を引き継ぐ。また『万葉集』研究者としても活躍する。 2021.11.23古典~現代短歌
古典~現代短歌華族出身女性歌人【富小路禎子】『16選』激動の時代を詠む心と生涯 1926~2002年 東京生まれ。歌人。華族の家に生まれる。富小路家は歌道の家の流れを汲む子爵家。父、富小路隆直は元貴族院議員。太平洋戦争以後は父の失職などにより没落し、旅館の女中などを経て日東化学工業(現三菱レイヨン)に勤務、定年まで勤める。 2021.11.17古典~現代短歌
古典~現代短歌【塚本邦雄】『130選』知っておきたい古典~現代短歌! 1920年~2005年 滋賀県生まれ。歌人、詩人、評論家、小説家。1947年、前川佐美雄に師事。「日本歌人」に入会。1949年、杉原一司と同人誌「メトード」創刊。1951年第一歌集『水葬物語』を刊行。短歌結社に所属せず、反写実的で斬新な作品は歌壇からは黙殺されたが、三島由紀夫らに注目され、 しだいに支持を集める。 2021.11.16古典~現代短歌
古典~現代短歌【俵 万智】『60選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1962年 大阪府生まれ。歌人。歌誌『心の花』所属。早稲田大学在学中、佐佐木幸綱に出会い、作歌を始める。1985年、大学卒業後、国語教員として働きながら発表した『野球ゲーム』で第31回角川短歌賞次席。翌1986年、『八月の朝』で第32回角川短歌賞を受賞。1987年、第一歌集 『サラダ記念日』が大ベストセラーとなる。 2021.11.13古典~現代短歌
古典~現代短歌【時田 則雄】知っておきたい古典~現代短歌! 1946年~ 北海道帯広市出身。歌人。農場経営者。北海道帯広農業高等学校、帯広畜産大学別科草地畜産専攻修了。父の後を継ぎ農場経営を行う。石川啄木に影響され、はじめた短歌は、その生活から生まれる骨太な男の歌に特徴がある。野原水嶺に師事。『北方論』など高い評価を受ける。歌誌『辛夷』主宰。 2021.11.10古典~現代短歌
古典~現代短歌【土田 耕平】知っておきたい古典~現代短歌! 1895年~1940年 長野県に生まれ。歌人。童話作家。1911年旧制諏訪中学(長野県諏訪清陵高等学校)を中退。同郡玉川村立玉川小学校の代用教員となる。島木赤彦に師事し『アララギ』に投稿、編集に携わる。赤彦が樹立した自然詠の骨法とか、作歌信条としての倫理性 (鍛練道)を忠実にうけ継ぎ、一つの道を果 てまで歩いた詩人である。 2021.10.24古典~現代短歌
古典~現代短歌【田谷鋭】知っておきたい古典~現代短歌! 1917年~2013年 千葉県生まれ。昭和~平成の歌人。父、母、兄3人を結核で失い、苦労の中、夜学の千葉関東商業学校(現敬愛学園高等学校)を卒業、国鉄に勤務。1934年(昭9年)に北原白秋顧問、村野次郎主宰の「香蘭」に入会。1935年(昭10年)「多磨」に移る。「香蘭」「多磨」を |経て、1953年「コスモス」創刊に参加。 2021.10.20古典~現代短歌
古典~現代短歌【玉城徹】知っておきたい古典~現代短歌! 1924年~2010年 宮城県仙台市生まれ。昭和~平成時代の歌人。文芸評論家。16、7歳の頃、北原白秋を自ら師と選んで「多磨」に入会、歌を始める。白秋没後は、 巽聖歌たつみせいかに指導を受ける。1944年(昭和19年)第二高等学校卒業。1945(昭3) 年、東京大学在学中に学徒出陣を経験。青年期の戦争体験は、後の文学活動に深く影響している。 2021.10.18古典~現代短歌