【長澤一作】(ながさわいっさく)
1926~2013年 静岡県生まれ。歌人。本名 賀寿作。
17歳で佐藤佐太郎に師事し、 「アララギ」に参加。短歌雑誌『歩道』の創立、創刊に参加。歌風は温厚で堅実。1983年「運河の会」を創立し、川島喜代詩、山内照夫らとともに運営。同人短歌雑誌『運河』創刊。
長澤一作 著書
歌集『松心花』(四季書房)
歌集『條雲』(短歌研究社)
歌集『冬の暁』(短歌新聞社)
歌集『雪境』(短歌新聞社)
歌集『秋雷』(自選歌集 短歌新聞社)
歌集『歴年』(角川書店)
〈参考: フリー百科事典〉
長澤一作 短歌
日に光る氷を船に積みてをり人らは物を言ふこともなく 『松心火』
暮れはてし冬田の上になほ見えて今日の輝きを収めゆく富士 『歴年』
電車にて十分あまりまどろめばあはれ楽しき夢の断片
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