式子内親王(しょくしないしんのう)
1149~1201年 鎌倉前期の女流歌人。日本の皇族。後白河天皇の第3皇女。母は藤原成子。仁王、守覚法親王らの同腹妹。1159年、賀茂斎院となり、1169年、病によって退下するまで10年奉仕した。
百人一首の撰者で藤原定家の父・藤原俊成を師とし、定家自身とも交流があり。俊成・定家に和歌を学ぶ。歌風 、清浄・優艶。新三十六歌仙、
式子内親王 和歌
ながむれば思ひやるべきかたぞなき春のかぎりのゆふぐれの空 『千載和歌集』
あか月のゆふつけ鳥ぞ哀なるながきねぶりを思ふ枕に 『新古今和歌集』
山ふかみ春とも知らぬ松の戸にたえだえかゝる雪の玉水
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする
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