紀野 恵(きの めぐみ)
1965年~ 徳島県出身。 歌人。
1982年「異郷にて」第28回角川短歌賞次席。
1983年「荷風氏のくしゃみ」で第26回短歌研究新人賞次席。
若手歌人が口語や現代風俗を積極的に取り入れている風潮の中、古語を自在に駆使して古典和歌調の作風で注目を集める。
「あきぃ」とふ季節についと涙ぐむ黄金色の本を抱きて 『さやと戦げる玉の緒の』
不逢恋逢恋逢不逢恋ゆめゆめわれをゆめな忘れそ
ふらんす野武蔵野つは野紫野あしたのゆめのゆふぐれのあめ
みづ幾重かさねてあをきこころぞと問はましわれの上海想人
ゆめにあふひとのまなじりわたくしがゆめよりほかの何であらうか
たとふれば心は君に寄りながらわらはは西へでは左様なら 『フムフムランドの四季』
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