古典~現代短歌 【山川 登美子】『15選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1879年~1909年 福井県小浜市生まれ。歌人。本名、とみ。旧派の和歌を学び、1897年大阪のミッションスクール梅花女学校卒業。文芸誌『新声』に短歌を初めて投稿し入選する。与謝野鉄幹に見いだされて創刊直後の「明星」に加わる。鳳(与謝野)晶子との交流もこの頃。鉄幹に寄せる思慕の強さが歌の意欲に結びついて実力を発揮する。 「明星」の初期を新鋭のひとりとして支えた。 2022.09.04 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【柳原 白蓮】『3選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1885年~1967年 東京生まれ。歌人。本名、宮崎燁子。父は柳原前光さきみつ伯爵。1898年、華族女学校に入学。1900年、15歳で北小路家の長男資武すけたけと結婚。1905年、功光を北小路家に残して離婚。歌作を通して自己主張を行なった女流歌人。佐佐木信綱に師事。短歌結社「竹柏会」に入門。九州の炭鉱王・伊藤伝右衛門と再婚。伊藤夫人であった時期に『踏絵』『八帳のかげ』『幻の華』を刊行。その後、社会主義者の宮崎龍介と駆け落ち「白蓮事件」を起こす。伊藤家を去り宮崎竜介と結婚。 2022.09.01 古典~現代短歌