河上肇(かわかみはじめ) 【短歌紹介】

河上肇(かわかみはじめ)

1879~1946年 山口県出身。経済学者・社会思想家。

京都大学教授の河上肇は『貧乏物語』などの新聞連載で人気を博した。

後にマルクス 主義経済学に次第に傾き、実践のため職を 辞し、活動中を東京で逮捕され五年の実刑判決をうける。

服役後、閉戸閑人と称し漢詩、和語の詩、短歌を作り、『閉戸閑詠第一集』『うた日記』などに編んでいるが、生前は公にしていない。

斎藤茂吉の歌集に刺激を受けてから歌を1000首残している。

 

たどりつきふりかへりみれば山川を越えては越えて来つるものかな 『河上肇全集』

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