ゴマ【効果】白髪や脱毛、滋養強壮に!薬用としてゴマを使おう。

黒ゴマ

ごま【効果】 薬用としてゴマ使おう。

ゴマには白ごま、料理用の黒ごま、香りの黄色ごまの三種があります。

ごまを使用した料理は、胡麻和え、大学いも、揚げ物にサラダ、おむすび、きんぴらごぼう、お菓子のクッキーに至るまで数多くあります。ごま油は中華料理に欠かせないものです。

中国では、ごまは食用のほか薬としても古くから重宝されていました。薬用には黒ごまが良いとされています。

本草綱目ほんぞうこうもく』には筋骨を硬くし、耳や目を明るくし、飢渇に耐え、風邪や発熱を伴う感染症、滋養強壮をはじめ色々な効能があると記されています。

本草綱目ほんぞうこうもく中国の本草学史上において、分量、内容共もっとも充実した薬学著作。作者は李時珍。1578年に完成、1596年に南京で上梓された。日本には1607年(慶長12)に入ってきたものを、本草学者・小野蘭山が、孫の職考と門人の岡村春益に口述、筆録させ補訂した『本草綱目啓蒙』(全48巻)に1880種余が記載され、1803年(享和3)に刊行。江戸時代に本草学が一段と流行。数多くの本草書が編纂。日本の本草学の隆盛に至る。

 

ごまの薬効

動物性脂肪は血中のコレステロールを増やすのに対して、ごま油にはコレステロールを減少させる働きがあり、高血圧や心臓病動脈硬化を防ぎます。本来コレステロールは人体に有益なものですが、過剰に摂取するとと血管に付着して動脈硬化を引き起こします。

ごまには他にも血行をよくし、便通を整え、内臓に力をつけ、肌や髪を美しくする作用もあります。

これらの作用が総合的に働いて、疲労回復に効果を上げるようです。

また、ごま油は外用薬として外傷、やけど、腫れ物に効果があるということも書かれています。

腫れ物・できもの

ごま油を熱くして指につけると痛みが軽減する。

腎臓を良くし、白髪、脱毛に効果

ごまには腎機能にも良いとされています。

『五行説』には、髪は腎の異常が現れる所と考えられています。髪が抜けたり白髪になるのは、歳をとったり、疲れやストレスで腎の力が弱くなった為といいます。五行説によれば黒色の豆を食べていれば良いことになり、ごまが効くということです。ごまを毎日食することで、白髪の予防になります。また、ごま油を毎日、髪油として塗るのも良い方法です。

陰陽説とは中国古代の学説で陰陽とは、中国の思想に端を発し、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰と陽の二つのカテゴリに分類する思想。五行思想または五行説とは、古代中国に端を発する自然哲学の思想。万物は火・水・木・金・土の5種類からなるという説。 また、5種類の元素は「互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する」という考えが根底に存在する。

自宅で出来る。ごま飴

黒ごまを炒ってすりつぶし、それにすりつぶしたツルドクダミの球根を同量を混ぜ合わせ、適量の蜂蜜と水を加えて火にかけ水飴状になったら火からおろします。

これを朝晩小さじに一杯ほど舐めると疲れにくくなります。

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