ごま【効果】 薬用としてゴマ使おう。
ゴマには白ごま、料理用の黒ごま、香りの黄色ごまの三種があります。
ごまを使用した料理は、胡麻和え、大学いも、揚げ物にサラダ、おむすび、きんぴらごぼう、お菓子のクッキーに至るまで数多くあります。ごま油は中華料理に欠かせないものです。
中国では、ごまは食用のほか薬としても古くから重宝されていました。薬用には黒ごまが良いとされています。
『本草綱目』には筋骨を硬くし、耳や目を明るくし、飢渇に耐え、風邪や発熱を伴う感染症、滋養強壮をはじめ色々な効能があると記されています。
ごまの薬効
動物性脂肪は血中のコレステロールを増やすのに対して、ごま油にはコレステロールを減少させる働きがあり、高血圧や心臓病動脈硬化を防ぎます。本来コレステロールは人体に有益なものですが、過剰に摂取するとと血管に付着して動脈硬化を引き起こします。
ごまには他にも血行をよくし、便通を整え、内臓に力をつけ、肌や髪を美しくする作用もあります。
これらの作用が総合的に働いて、疲労回復に効果を上げるようです。
また、ごま油は外用薬として外傷、やけど、腫れ物に効果があるということも書かれています。
腫れ物・できもの
ごま油を熱くして指につけると痛みが軽減する。
腎臓を良くし、白髪、脱毛に効果
ごまには腎機能にも良いとされています。
『五行説』には、髪は腎の異常が現れる所と考えられています。髪が抜けたり白髪になるのは、歳をとったり、疲れやストレスで腎の力が弱くなった為といいます。五行説によれば黒色の豆を食べていれば良いことになり、ごまが効くということです。ごまを毎日食することで、白髪の予防になります。また、ごま油を毎日、髪油として塗るのも良い方法です。
自宅で出来る。ごま飴
黒ごまを炒ってすりつぶし、それにすりつぶしたツルドクダミの球根を同量を混ぜ合わせ、適量の蜂蜜と水を加えて火にかけ水飴状になったら火からおろします。
これを朝晩小さじに一杯ほど舐めると疲れにくくなります。
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