石川一成 (いしかわかずしげ)
1929~1984年。千葉県出身。歌人。
旧制東京文理科大学漢文学専攻科を卒業。佐佐木信綱に師事。1950年竹柏会に入会。歌誌「心の花」編集委員に就任。
神奈川県立藤沢高等学校、神奈川県立湘南高等学校国語科教諭を歴任。中華人民共和国四川省重慶市の四川外語学院に派遣され、日本語教師を務める。神奈川県立厚木高等学校教頭を務めながら、神奈川県の日中友好事業に尽力。
1984年10月23日に不慮の交通事故により急逝
石川一成 著書
『麦門冬』(白鳳社心の花叢書、1975年)
『神奈川の文学碑を歩く』(有斐閣新書、1981年)
『沈黙の火―石川一成歌集』(白凰社心の花叢書、1984年)
『長江無限―石川一成歌集』(ながらみ書房、1985年)
石川一成 短歌
東京より黒き海汁流れ来てゆるき渚の小貝を殺す 『麦門冬』
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