金子 薫園(かねこ くんえん)
1876~1951年 東京都出身。本名、金子雄太郎 歌人。
1893年落合直文を訪ねてあさ香社に加わる。 社友の中心人物には与謝野鉄幹などがいた。金子はその後輩に当たるが、「明星」派風の浪漫主義に反発していく。
第一歌集『片われ月』は直文の影響を受けている。1902年に尾上柴舟との共編『叙景詩』を刊行して叙景詩運動を起こす。翌年、白菊会を結成。同人には吉植庄亮・武山英子・土岐善麿らがいる。
わが咳のこゑのみさえて日あたりの窓志づかなる山茶くわの花 『かたわれ月』
秋の風遠よりきたる物の音のわが疑ひを解くごときかな 『覚めたる歌』
山茶花
サザンカは、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。童謡『たきび』の歌詞に登場することでもよく知られる。 神戸市の市の木にもなっている。 漢字表記の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれる。 出典: 『ウィキペディア』
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