【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『行尊』

やまざくら

行尊ぎょうそん)

1055~1135年 平安時代後期の天台宗の僧侶・歌人。

平等院大僧正、または前大僧正行尊さきのだいそうじょうぎょうそんと呼ばれる。

敦明親王の孫で参議従二位源基平の息子。10歳で父を亡くし、円城寺にて12歳で出家。

わくらばになどかは人のはざらんおとなし河に住む身なりとも 『新古今和歌集』

 

もろともにあはれと思へ山桜やまざくら はなよりほかにしるひともなし『小倉百人一首』66番

〈大意〉 お互いに懐かしく思い合おう、山桜よ。桜花のおまえ以外に(私の心を)わかってくれる人もいないことだ。

 

 

 

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