後鳥羽院(ごとばいん)
1180~1239年 高倉天皇の第四皇子で名前は尊成(たかひら)第82代の天皇。
見わたせば山もと霞む水無瀬河ゆふべは秋となに思ひけむ『新古今和歌集』
古今和歌集(こきんわかしゅう)
平安時代前期の勅撰和歌集。全二十巻。
漢詩文全盛から国風尊重へ 史的評価時代の流れを変えた最初の勅撰和歌集として、後世まで最も尊重された。韻文・散文を問わずのちの文学に与えた影響は大きく、歌の規範とされた。
また、仮名で書かれた書物が公的な性格を与えられたことは、平安文学全般にとっても重要な意味をもつ。紀貫之の仮名などを用いた優序は本格的な文学論であり、六歌仙の評にみられる。
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