【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『九鬼 周造』

シロタエギク

シロタエギク

九鬼 周造(くき しゅうぞう)

1888~1941年 東京出身。哲学者。京都大学教授。

父は明治の文部官僚、九鬼 隆一。東京大学哲学科卒業後、ドイツ・フランスなどヨーロッパ諸国へ8年間留学する。ヨーロッパの滞在で日本の美と文化に改めて惹かれていく自分に気づいた九鬼は、1930年「いきとは、垢抜けして、張のある、色っぽさ」の『「いき」の構造』を発表。

著作は『時間論』『偶然性の問題』『人間と実存』『文藝論』『遠里丹婦麗天』『巴里心景』『西洋近世哲学史稿』『現代フランス哲学講義』など

灰いろの抽象の世に住まんには濃きに過ぎたる煩悩の色 『巴里心景』

菊 赤い花

菊                                  撮影ろいち 他画像

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