安立スハル (あんりゅうすはる)
1923 ~2006年 京都府出身。歌人。
1941年、北原白秋主宰の歌誌「多磨」入会。1953年、宮柊二主宰の歌誌「コスモス」創刊に参加。1956年、第三回コスモス賞受賞。1964年、第一歌集『この梅生ずべし』を刊行。
安立スハル 短歌
自動扉と思ひてしづかに待つ我を押しのけし人が手もて開きつ 『この梅生ずべし』
沢山の女の為に服を縫ひ金以外に得るものの無きが怖かりき
馬鹿げたる考へがぐんぐん大きくなりキャベツなどが大きくなりゆくに似る
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