百人一首【参議篁】「わたの原八十島かけて」の真意と流罪エピソードに迫る! 天才詩人としても知られた参議篁(さんぎたかむら)の「わたの原 八十島かけて漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟」は、壮大な大海原(わたの原)への旅立ちという壮麗な景色と、都に残した親しい人への切実な思いが見事に融合した作品です。 2025.05.11百人一首
百人一首かささぎの橋に降る霜の美と謎~【中納言家持】百人一首・新古今集を解説 百人一首の中でも幻想的な美しさを湛える「かささぎの渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける」。本歌の作者とされる中納言家持は、宮廷に生きた人生とともに、時代の流れや文化の交錯を繊細な感覚で詠み上げました。 2025.05.06百人一首
古典~現代短歌【桜の歌】古典から現代短歌。『80選』 サクラは、バラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹で、日本人の精神、文化で大きな位置を占める代表な花です。奈良時代の『万葉集』には、桜を含む様々な植物が登場しますが、和歌などで「花」といえば梅を指していました。サクラの地位が特別なものとなったのは平安時代からです。 2021.03.03古典~現代短歌