古典~現代短歌【月を詠む心の変遷14選】 恐れる神から風雅な友へ― 日本人と月の千年物語 日本文学における月のイメージは、時代とともに大きく変遷してきました。最古の文献『日本書紀』では、月読命という荒々しい男性神として描かれ、その凶暴な性格ゆえに夜の世界へ追放されたとされています。この時代、月夜は人々にとって恐怖の対象でした。 2025.03.15古典~現代短歌