和歌

百人一首

百人一首第十三番【陽成院】『筑波嶺の峰より落つる』徹底解説。

情熱と純真が交錯する一首が、陽成院の「筑波嶺の峰より落つるみなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」です。恋心の高まりを「筑波山から流れ落ちる川の水」に、募る思いの深さを「淵」と結びつけ、ひとつの情景として結晶させた本歌は、今も多くの人の心を捉えて離しません。
百人一首

【参議篁】「わたの原八十島かけて」の真意と流罪エピソードに迫る!

天才詩人としても知られた参議篁(さんぎたかむら)の「わたの原 八十島かけて漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟」は、壮大な大海原(わたの原)への旅立ちという壮麗な景色と、都に残した親しい人への切実な思いが見事に融合した作品です。
古典~現代短歌

【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『西行』

西行(さいぎょう)1118~1190年 平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武士であり、僧侶、歌人。 俗名は佐藤 義清(さとう のりきよ)『新古今集』に最多入集。 歌風:自然美、自己省察。
古典~現代短歌

【中学生】以上に知ってもらいたい短歌。『京極為兼』

1254~1332年 鎌倉時代後期の公卿・歌人。鎌倉時代後期の勅撰和歌集(玉葉和歌集)の選者。