カラスノエンドウ(烏野豌豆)garden vetch|かんたん花事典
河原や公園、空地、庭など、少しの土でも生命力盛んに見かける植物です。巻きひげのつるやエンドウのようなサヤを持っています。葉の先端は、くぼんだ形状をしています。緑のサヤは柔らかく、中の種子を取り出して草笛として遊ぶこともできます。サヤは成長すると真っ黒に熟し、その後弾けて種子を飛ばします。その熟したサヤが黒くてカラスのようだというのがカラスノエンドウの名の由来です。現代では雑草と捉えられるカラスノエンドウですが、きちんと下処理をすれば、新芽、葉、花、サヤ、実を食用として活用できます。