『本当の人生 人生後半は思い通りに生きる』は、老年精神医学の専門家である和田秀樹氏が、長寿社会における人生後半の過ごし方を新たな視点で提案した一冊です。従来の「第一・第二の人生」という画一的な枠組みを否定し、人生後半こそが「本当の人生」であると位置づけています。多くの人が仕事や家庭、世間体という仮面をかぶりながら自分を抑えてきましたが、残された時間が限られるこの時期にこそ「人目を気にせず素の自分に戻って思うままに生きる」ことが大切だと説いています。
具体的には、人間関係の見直しや心地よい距離感の取り方(例えば「つかずはなれず婚」や別居)、体が動くうちにやりたいことを優先する行動指針、そして伊能忠敬や100歳でマラソン完走したファウジャ・シンなど先人から学ぶ情熱と挑戦する姿勢を紹介しています。
【この記事を読むことで得られること】
「人生後半は単なる余生ではなく、自分らしく輝くための大切な時間である」という考え方が理解できます。和田秀樹氏が示すように、これまで周囲や社会から期待された役割から解放されて、本音で自由に生きることが幸福につながると知れるでしょう。また、人間関係の再構築や趣味・活動への積極的な挑戦など、具体的な行動指針も得られます。著者が挙げる先人たちの例からは、「何歳からでも新しいことに挑戦できる」という勇気ももらえます。
さらに、自身の日常生活でできる小さな変化や新しい趣味探しについてもヒントが満載です。仕事や子育てなどで忙しかった過去から少しずつ自分時間を取り戻し、好きなことや興味あることへ向き合う大切さにも気づけます。60代以上でこれからどう生きていくか迷っている方、自分らしい人生設計をしたい方には特に役立つ内容です。読了後は「今こそ自分自身に正直になり、思い通りに生きていいんだ」と背中を押される感覚が得られます。
【本から得た気づきとこれからの行動(TODO)】
【本から得た気づき】
本書で強調されている「試す」「実験する」という姿勢は非常に印象的でした。年齢を重ねても、新しい趣味や活動を見つけたり挑戦したりすることで、自分自身の可能性が広がります。特に「動けなくなる前に自分のやりたいことを優先する」考え方は、多忙だった日々から解放された今だからこそ大切だと感じました。本当の趣味とは何か?という問いかけも心に響きました。
【これからの行動(TODO)】
私自身も子どもたちが社会人となり、自分時間が持てるようになりました。この機会に以前から興味あったAI技術を活用して動画制作やイラスト作成、漫画制作などクリエイティブな活動へ少しずつ挑戦しています。若い頃好きだった漫画制作は今でも楽しみであり、それを再開できて充実感があります。また写真撮影も5年間続けており、副収入につながっていますが、楽しみとして続けたいと思っています。
他にも、本書で紹介されていたように無理なく続けられる範囲内で新しい趣味探しにも積極的になろうと思います。30年近く子育て中心だった生活から少し離れ、自分自身への投資として読書量も増やしており、新鮮な発見の日々です。経済的事情も考慮しながら、新しい仕事として掃除業務など未経験分野にもチャレンジしています。このような小さな変化こそが豊かな人生につながると確信しました。
【まとめ】
長寿時代だからこそ求められる新しい生き方への示唆に満ちています。「第二の人生」として区切る古い価値観ではなく、「本当の自分」を解放して自由闊達に暮らす重要性。そのためには固定観念から離れ、人間関係や生活スタイルも柔軟に見直す必要があります。また、年齢によって諦めるのでなく、新たな挑戦や情熱によって自己実現できることも具体例と共に示されています。
また、多くの実例や著者自身の経験談によって説得力があります。精神医学という専門知識にも裏打ちされており、「老い=衰え」というネガティブイメージを書き換える点でも価値があります。50代以上のみならず全世代へのメッセージとして、「今こそ自分らしく思い通りに生きよう」と励ましてくれます。
私自身、この本との出会いで「まだまだ挑戦していい」「好きなことを追求していい」という勇気と安心感が芽生えました。これからの日々、小さな一歩でも積み重ねて充実した毎日へ繋げたいと思います。


コメント