古典~現代短歌

【岩倉具視】知っておきたい古典~現代短歌!

岩倉具視(いわくらともみ) 1825〜1883年 公卿・政治家。京都出身。大海にこき出てみれはこのふねもうかへるあしのひと葉なりけり『岩倉贈太政大臣集』
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【忌部首】『1選』人生・歌集・人柄エピソードで読み解く万葉集歌人

忌部首(いみべのおびと)は、奈良時代から平安時代にかけて活躍した歌人の一人であり、その名は万葉集にも見られます。忌部氏は日本の古代豪族で、多くは神道にかかわる祭祀を担っていました。忌部首もその一族に連なり、芸術・学芸の分野にも通じていました。
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【今井邦子】『11選』知っておきたい古典~現代短歌!

1890~1948年 大正~昭和の歌人。徳島県出身。本名、くにえ。じりじりと生命燃ゆればわがほとり吾子も吾夫もはにわの如し 『片々』立ちならぶみ仏の像いま見ればみな苦しみに耐へしみすがた 『紫草』
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【猪口美恵子】知っておきたい古典~現代短歌!

広島のはふりの火なり赤赤と一夜を燃えて暁は来にけり『日本の原爆文学』
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【井上妙子】知っておきたい古典~現代短歌!

亡き夫に見つめられたる心地すもさながらに似し子の眼に逢へば      『この果てに君ある如く』
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【稲葉正邦】知っておきたい古典~現代短歌!

1834~1898年幕末の大名・老中・京都所司代で、山城淀藩12代目(最後)の藩主。
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【稲葉京子】現代短歌の開拓者~ 砂廊から紡がれた叙情の世界

1933年、愛知県に生を受けた稲葉京子(本名:大竹京子)は、戦後の短歌界に独自の足跡を残した歌人です。2016年に83歳で逝去するまで、現代短歌の新たな地平を切り開き続けた稲葉の生涯は、日本の短歌史に重要な一章を刻んでいます。
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平安歌壇の至宝【伊豆内親王】 ~ 皇族歌人が詠んだ雅の世界

平安時代前期を代表する皇族歌人として知られています。生年は不詳ですが、861年に薨去したことが記録に残されています。淳和天皇の皇女であり、その身分と才能によって、宮廷和歌の世界で重要な位置を占めました。
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【伊藤好清】『1選』知っておきたい古典~現代短歌!

伊藤好清 (いとうよしきよ)伊藤好清(いとうよしきよ、1896-1955年)は、明治から昭和時代にかけて活躍した日本の歌人です。兵庫県に生まれ、早くから文学に興味を持ち、短歌を通じてその才能を発揮しました。彼の作品は、繊細な感情表現と自然描...
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生命の歌人【伊藤保 】『5選』ハンセン病療養所から紡がれた魂の短歌

1913~1963年 大分県出身。昭和時代の歌人。詩人。二十歳の春に、ハンセン病を発病。熊本県の菊池恵楓園に入り、作歌を始める。1934年「アララギ」に入会。斎藤茂吉、土屋文明を師事。同じ時期に津田治子も療養生活を送っている。二人はアララギ派を代表する療養歌人として活躍。伊藤保は菊池恵楓園で30年を過ごし50歳で逝去。