古典~現代短歌 【茅野 雅子】『5選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1880年~1946年 大阪府出身。歌人。旧姓、増田雅子。夫はドイツ文学者・詩人の茅野蕭々。 相愛高等女学校中途退学。1900年、与謝野鉄幹が主宰する「新詩社」に加入。白梅と号した。日本女子大学国文科卒業。1905年、与謝野晶子、山川登美子と3人で歌集「恋衣」を刊行。明星派3才媛として名を広めた。 2022.05.26 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【前田 夕暮】『29選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1883年~1967年 神奈川県生まれ。 歌人。 本名、洋造。長男の前田透も歌人。 尾上柴舟おのえさいしゅうに師事。1906年、短歌結社「白日社」創立。翌1907年、「明星」に対抗して、『向日葵ひぐるま』を発刊。若山牧水と並称された。 2022.05.22 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【前田 透】『6選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1914年~1984年 東京生まれ。 歌人。 1938年、東京帝国大学経済学部(東大経済学部)を卒業。同1938年、「詩歌」同人、のち主宰。扶桑海上(現三井住友海上)入社。翌年1月、台湾歩兵第2連隊補充隊に入隊。経理部幹部候補生となり東京陸軍経理学校に入学。1940年、同校卒業。中国、フィリ ピン、インドネシア各地を転戦、それらの戦争体験と戦後体験が生涯をかけてのテー マとなる。 2022.05.19 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【穂村 弘】『24選』知っておきたい古典~現代短歌! 1962年~ 札幌市生まれ。 歌人。批評家、エッセイスト、絵本の翻訳家。 歌誌「かばん」所属。 『サラダ記念日』の出現以降、加藤治郎、荻原裕幸とともに1990年代の「ニューウェーブ短歌」運動を推進した歌人の一人。口語短歌をさらに快適にし、洗練させた代表的文体は革新的。荒唐無稽になりがちな題材を落ち着いた修辞力でまとめる実力者。 2022.05.16 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【辺見 じゅん】『5選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1939年~2011年 富山県生まれ。 歌人、作家。 本名:清水 眞弓 早くから父、角川源義(実業家、国文学者、俳人。角川書店の創立者)の影響を受けて作歌、 作句を始める。弟は角川春樹、角川歴彦。 『呪われたシルク・ロード』『男たちの大和』などのノンフィクション作家としても知られる。 2022.05.15 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【藤原 龍一郎】『8選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1952年 福岡県生まれ。 歌人、俳人。 早稲田大学第一文学部文芸科卒業。大学在学中の1971年「短歌人」入会。「駄句駄句会」同人、俳号は「媚庵」。日本歌人クラブ会長。 ラジオ局のディレク ターでもある。 2022.05.13 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【藤井 常世】『5選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1940年~2013年 東京生まれ。歌人。 國學院大學文学部文学科卒業。國學院大學短歌研究会に所属し、香川進の歌誌『地中海』を経て、1972年、岡野弘彦の歌誌『人』創刊に参加。1994年、歌誌「笛」創刊。 若い時代、遂げられなかった愛を自問自答する歌が収められた第一歌集『紫苑幻野』 第二歌集『草のたてがみ』第三歌集『氷の貌』など。 2022.05.11 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【福田 栄一】『3選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1909年~1975年 東京生まれ。 大正~昭和の歌人。 東京府立第一商業卒業。東洋大学中退。東京府立第一商業時代に小泉苳三とうぞうに出会い師事する。「ポトナム」に入会。 1930(昭5)年、21歳のときに出した 『冬艶曲とうえんきょく』は陰影に富んだ技法で当時の歌壇に新風を巻き起こす。 1940(昭5)年「ポトナム」編集発行人。『新風十人』に参加。1946年に「古今」創刊。「中央公論」の編集にも携わる。日本出版会主事「ユネスコ新聞」編集長など。 2022.05.10 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【福島 泰樹】『22選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1943年 東京生まれ。 僧侶、歌人、朗読家、ナレーター。 早稲田大学西洋哲学科卒。同大学在学中に早稲田大学短歌会に入会。法昌寺住職にして絶叫コンサートのミュージシャン。早稲田闘争を テーマとする歌集『バリケード・一九六六年二月』を刊行。「心の花」を経て、1987年~現在「月光の会」主宰。 2022.05.08 古典~現代短歌
古典~現代短歌 【平福 百穂】『4選』 知っておきたい古典~現代短歌! 1887年~1933年 秋田県角館生まれ。 画家、歌人。 本名貞蔵。1899年東京美術学校卒業。1900年、結城素明と自然主義を標榜ひょうぼうし无声むせい会を組織した。後に解散後、1916年、鏑木清方、結城素明らと金鈴社を結成。画家としては、日本画の伝統に立ちながら洋画風の描写力も生かし、晩年は独自の装飾的様式も展開 した。 歌は正岡子規を訪ね、1903年頃からは、伊藤左千夫と親しくなり、アララギ派の歌人として活動する。伊藤左千夫の「馬酔木」から始め「アララギ」創刊に参加。 2022.05.05 古典~現代短歌