【サンザシ】Crataegus cuneata|かんたん植物事典
日本では白い花で実が赤いサンザシとピンク色で八重咲きのセイヨウサンザシが栽培されます。
江戸時代に中国から朝鮮半島を経由し、薬用として渡来。果肉とタネが健胃、消化促進、止血など目的としていたが、後に庭木や盆栽として栽培されている。食べ過ぎや胸焼けに効き、めまい、気付けなどにも使用された。薬用のほかには、果実酒やお菓子、ドライフルーツとしても使われる。実にはクエン酸を含み、疲労回復や抗酸化作用などの効果もある。