古典~現代短歌

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【菊の短歌】『6選』知っておきたい古典~現代短歌!

菊は種類が多く、菊作りの趣味から菊花展、菊人形展も人気がある。中国から日本に渡来したのは奈良時代末か平安時代初め頃。『万葉集』には157種の植物が登場するが、菊を詠んだ歌は一首もなく、飛鳥時代・奈良時代の日本に菊がなかったことを示している。秋の花として定着したのは、後鳥羽上皇が、鎌倉時代の初めに菊の花を好み、「菊紋」を皇室の家紋とした頃からである。
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【初夏の短歌】『7選』知っておきたい古典~現代短歌!

立夏の頃から梅雨入りまでの季節を指す言葉。木々の緑も美しく、風も心地よいころ。湿気の多い日本の風土の中で、清々しく爽快さを感じる季節である。「はつなつ」という語が一般化したのは比較的新しく、歌の世界でも近世以前の和歌や俳句には極めて少ない。新春を表す「はつはる」の言葉の影響で、明治中期以後に多用されるようになりました。
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【葡萄の短歌】『10選』知っておきたい古典~現代短歌!

山葡萄、野葡萄といった野生種。甲州、巨峰などの和種。デラウェア、マスカット・オブ・アレキサンドリアなどの西洋葡萄まで多く品種がある。日本へは中国からの渡来。葡萄は古歌に所見がないようだ。
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【林檎の短歌】『10選』知っておきたい古典~現代短歌!

和林檎、西洋林檎など、世界中では数千から1万以上の品種があるとされている。日本の農林水産省に登録されている品種は177種。日本に本格的に導入されたのは明治時代。歌の題としては比較的新しい部類に入る。
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【宮 柊二】『81選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1912年~1986年 新潟県生まれ。歌人。本名肇。 長岡中学校卒業。1932年上京する。種々の職業を転々としながら、北原白秋に師事。1935年の「多磨」創刊に参加。白秋失明後、彼の秘書として口述筆記などをする。 1939年、白秋のもとを去って製鉄会社に入社するが、すぐに応召。1943年帰還。 歌集『群鶏』が釈沼空の称賛を受ける。『小紺珠』『山西省』で 戦後歌壇の第一人者となる。1947年、近藤芳美らと「新歌人集団」結成。五三年「コスモス」を創刊・主宰。
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【渡辺 松男】『6選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1955年~ 群馬県伊勢崎市生まれ。歌人。 群馬県立前橋高等学校卒業。東京大学文学部卒業。馬場あき子の短歌結社「歌林の会」会員として活動。「かりん」所属。
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【渡辺 直己】『8選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1908年~1939年 広島県呉市生まれ。歌人。 広島高等師範学校卒業。後に呉市立高等女学校教諭となる。1935年(昭10)『アララギ』に入会。土屋文明に師事。1937年(昭12)日中戦争に陸軍少尉として応召。1939年(昭14)天津で戦死。
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【渡辺 順三】『6選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1894年~1972年 富山県生まれ。歌人。 13歳のとき上京し家具店の住み込み小僧となった。少年雑誌などに投稿していたが、窪田空穂に師事し「国民文学」の 同人となる。20歳のころ石川啄木の歌に出会い、深く共鳴し啄木を模倣した歌を作り、やがて土岐善麿の作品に影響され、生活派の歌に変わっていく。素朴な歌風で、病と貧困に満ちた16年間の家具店小僧時代の生活を詠ったのが第一歌集『貧乏の歌』である。
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【若山 喜志子】『4選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1888年~1968年 長野県生まれ。歌人。本名は喜志。 少女時代から詩歌に親しみ,1910年『アララギ』同人となる。1911年、上京し太田水穂に師事。 1912年、若山牧水と結婚。1928年、夫の死より、17年間歌誌「創作」主宰をつとめる。1931年歌集『筑摩野』により女流歌人として地位を得、晩年の『眺望』では深く厳しい歌境を示した。引用歌は北アルプスを詠み、激しい憧憬を秘めている。力強い抒情で牧水の歌風を継承した。
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【米川 千嘉子】『16選』 知っておきたい古典~現代短歌!

1959年~  千葉県生まれ。歌人。 早稲田大学第一文学部卒業。その後、早稲田大学教育学部国語国文学専攻科修了。1979年、短歌結社「かりん」に入会。馬場あき子に師事。古典への造詣と豊かな感性にあふれ、時流とは一線を画した歌の姿を示して注目される。