古典～現代短歌

新井 洸(あらい あきら)1883～1925年　　東京都出身。歌人。　本名、幸太郎。 15歳で佐佐木信綱に師事、「心の花」によって歌人として活躍。

鮎貝桃園　(あゆかいかいえん)歌人。宮城県出身。短歌界において独自のスタイルで知られています。宮城県の豊かな自然環境に育まれた彼の感性は、自然と人間の関係や季節の移ろいを繊細に表現する作品に反映されています。鮎貝の作品は、特にその鮮やかな情景描写と感情の微妙な揺れ動きを捉える力に定評があります。

雨宮雅子(あめみやまさこ)　1929～東京都生まれ1929年～　東京都生まれ　歌人。 川上小夜子と、その後、香川進に師事。個人誌「鴎尾」および歌誌「雅歌」を発行。信仰と闘病体験から、生死の意識からくる歌を詠む。

阿倍仲麻呂（あべのなかまろ）698年～770年唐の官吏。養老1 (717) 年，押使多治比県守、大使大伴山守らの遣唐使に従って、吉備真備らとともに、遣唐留学生として入唐。仲満と名を改め、玄宗に仕えた。司経校書、左拾遺、左補闕、儀王友、衛尉少卿、秘書監兼衛尉卿 (従三品) を歴任した。

厚見王(あつみのおおきみ)奈良時代の皇族・歌人。知太政官事・舎人親王の子とする系図がある。官位は従五位上・少納言。

菅野 仲子(あしの なかこ) ますら男と開くだに今はおぞましき名となりはてて忍び音に泣く　『この果てに君ある如く』

浅井 和代(あさいかずよ）1960年～　奈良県出身。「新短歌」所属。 彼女の作品は、身近な日常の中で感じる喜びや寂しさ、季節の移ろいなどを繊細に表現しており、多くの人々に親しまれています。特に、歌集『春の隣』が代表的な作品で、春がやってくる前の期待感や、何気ない日常の温かさを歌った作品が収められています。

秋山 佐和子（あきやま さわこ）1947年～  山梨県生まれ。歌人。 １９７０年國學院大學文學部文學科卒業。岡野弘彦に師事。1974年岡野弘彦主宰の『人』短歌会入会。２００３年『玉ゆら』創刊。『玉ゆら』主宰。日本歌人クラブ中央幹事。現代歌人協会理事。 日本文藝家協会会員。近代日本文学研究者。 

安貴王（あきのおおきみ）（没年不詳）奈良時代の皇族。名は阿貴王、阿紀王とも記される。市原王の父。阿貴王の家系については二つの説があります。一つは、彼が二品・志貴皇子の孫であり、春日王の子であるという説です。もう一つは、彼が浄大参・川島皇子の孫であり、浄大肆・春日王の子であるという説です。いずれの説においても、彼は皇族の中で重要な位置を占めていたことは明らかです。

阿木津 英 （あきつ えい）1950年～　本名 末永英美子　福岡県出身。歌人。短歌結社「八雁」主宰。現代短歌にフェミニズム思想を導入、女歌運動に影響を与える。 歌集『紫木蓮まで・風舌』『天の鴉片』『白微光』『イシュタルの林檎』『巌のちから』『二十世紀短歌と女の歌』 『黄鳥　1992〜2014』など