古典~現代短歌落合京太郎(おちあいきょうたろう) 落合京太郎(おちあいきょうたろう)1905年9月26日~1991年 静岡県出身。 歌人。ビール箱に本つめて下宿を移りあるきぬ新しき生活は我も願ひき 『落合京太郎歌集』撮影ichiro 2020.09.05古典~現代短歌
古典~現代短歌尾崎左永子(おざきさえこ) 尾崎左永子(おざきさえこ)1927年11月5日~ 東京出身。歌人。戦争に失ひしもののひとつにてリボンの長き麦藁帽子 『さるびあ街』 冬の苺匙に圧おしをり別離よりつづきて永きわが独りの喪ゆくりなく放たれし赤き風船が雲に近づきながらかがやく昏く... 2020.09.04古典~現代短歌
古典~現代短歌刑部垂麻呂(おさかべのたりまろ) 刑部垂麻呂(おさかべのたりまろ)生没年不詳 飛鳥時代の歌人。百足ももたらず八十隈坂やそくまさかに手向たむけせば過ぎにし人にけだし逢はむかも『万葉集』撮影ichiro 2020.09.03古典~現代短歌
古典~現代短歌奥村晃作(おくむらこうさく) 奥村晃作(おくむらこうさく)1936年6月14日~ 長野県出身。歌人。抑へても抑へても激つ火の海を裡に抱へて生活者われ 『三齢幼虫』 その四肢を宙に張りつつ猫飛べりきさらぎの朝の凍てし路の上めすくぢら横たはるごと両脇に子を従へて妻眠りこむ水... 2020.09.02古典~現代短歌
古典~現代短歌荻原裕幸(おぎはらひろゆき) 荻原裕幸(おぎはらひろゆき)1962年8月24日 ~ 愛知県出身。 歌人。街路樹の若葉わがこころの若葉ふれあひていま春過ぎむとす 『青年霊歌』 誰も知らぬわれの空間得むとして空のままコインロッカーを閉づ ネ口のごとわれは見おろす誕生日卓のケ... 2020.09.01古典~現代短歌
古典~現代短歌【沖ななも】『3選』―現代短歌界を彩る女性歌人の軌跡 沖ななも(本名:中村眞理子)は、1945年9月24日、茨城県に生まれました。彼女の人生は、戦後日本の移り変わりとともに歩み、学び、詠み、書き続けてきた、まさに「詩歌と共に生きる道」そのものでした。 2020.08.31古典~現代短歌
古典~現代短歌【岡本かの子】『5選』生涯と作品世界~歌人・小説家の真実 岡本かの子(おかもとかのこ)は、1889年3月1日に東京都で誕生し、1939年2月18日に50歳の若さでその生涯を閉じた、大正・昭和期を代表する小説家・歌人・仏教研究家です。 2020.08.30古典~現代短歌
古典~現代短歌岡部文夫(おかべふみお) 岡部文夫(おかべふみお)1908年〈明治41年〉4月25日~1990年〈平成2年〉 歌人。飯も食べないで寝てゐる俺のすき腹に奉祝の花火がひびきわたった『プロレタリア短歌集』水盤のみづをのみたる蜂ひとつ油のごとき天にとびたり 『寒雄集』やまか... 2020.08.26古典~現代短歌
古典~現代短歌【岡部桂一郎】『5選』知っておきたい古典~現代短歌! 1915年(大正4年)4月3日~2012年(平成24年)11月28日に97歳で没。昭和~平成時代の歌人。1937年(昭和12年)に山下陸奥の歌誌「一路」に入会し、短歌の世界に入ります。1941年から1945年にかけては作歌を中断。戦後、1947年に上京し、国立習志野病院の薬局長として勤務するかたわら、1948年に「一路」を退会し、山形義雄や芝山永治らとともに「工人」を創刊しました。 2020.08.24古典~現代短歌
古典~現代短歌【岡麓】の生涯と作品『5選』明治・昭和を彩った歌人と書家の軌跡 岡麓(本名:三郎)は1877年(明治10年)3月3日、東京で生まれた歌人・書家です。彼は、江戸幕府の御殿医であった岡良節の三男として、安定した武家社会の家に生を受けました。家督は継いだものの、医師にはならず、学院教育の道を経て独自の人生を歩みます。 2020.08.23古典~現代短歌