感謝の気持ちで、お互いを気遣う
夫婦2人暮らしの場合、どちらかが要介護になったら、もう一人が介護の担い手となることが考えられます。
夫婦以外でも、65才以上の親子や兄弟姉妹が介護者と被介護者になるケースが増えています。
これを老老介護といます。
日に日に不自由さが増していく高齢者が高齢者を介護するわけですから、その大変さは他の介護の比ではないかもしれません。思いやりの気持ちを持ち、配偶者がいつまでも穏やかにまた機嫌よく過ごせるような工夫をします。
外部との交流機会を増やす。
老々介護で懸念されるのは、介護疲れからくる共倒れです。介護者が転倒して介護が出来なくなっても、誰にも気づかれないケースも少なくありません。
外出の機会が減れば、ご近所さんとの交流も途絶えがちになってしまいます。
できるだけ外部との交流を増やすこと。閉鎖的になりがちなため「家に他人を入れたくない」と介護サービスなどをを拒否するのではなく、外部からの手助けを積極的に借りることです。
「家に他人を入れたくない」という気持ちの中に、老いた夫あるいは妻の介護をするのは配偶者の義務であるという思い込みがあるかもしれません。
老々介護ではそう言った意識を捨てることで楽になることもあります。
訪問サービスや通所サービスを利用したり、定期的な見守りサービスを受けたりしながら、風通しの良い介護を行いましょう。
安否確認サービス
ほとんどの市町村には高齢者の見守りサービスがあります。
例えば「安心連絡システム」「福祉番号の貸与」「配食サービス」があります。これらを上手に使いましょう。
民間の見守りサービスとしては、電気やガスの使用状況を離れて暮らす家族に知らせるサービス、郵便局の「みまもりサービス・みまもり電話」などがあります。
各新聞によっては「安心・見守りコール」など、いざという時の力になります。
高齢化が進む日本では、十分に医療を受けられないリスクがますます膨らみそうだ。
体力が衰えた高齢医師が老いた住民を診る『老々医療』が増えていく。
大都市圏では2026年までの10年間に後期高齢者一人当たりの診療時間は2割減少の分析も。
こう
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