【新井 洸】『4選』 知っておきたい古典~現代短歌!

朝顔

朝顔

新井 洸 (あらい あきら)

1883~1925年  東京都出身。歌人。 本名、幸太郎。

15歳で佐佐木信綱に師事、「心の花」によって歌人として活躍。

 

新井 洸 短歌

白日のまばゆき空に入り乱れ行くまぼろしを見ると惑ふよ    『玉琴』

君に逢ひて今帰りつつ行方なくしかも惑ヘるこの愁ひはも    『微明』

人間のいのちの奥のはづかしさ滲み来るかもよ君に対へば 

物さびしく二人親み長き夜を熱き紅茶の香をめでにつつ

 

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