皆さん、こんにちは!今日は『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』という本の感想をブログにまとめていきたいと思います。著者の大平信孝さんによる、脳科学と心理学の知見を活かした実践的な一冊です。
【本の基本情報】
タイトル:やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
著者:大平信孝
ジャンル:ビジネス・自己啓発
出版社:かんき出版
【本の核心をズバリ解説!】
この本の最大の特徴は、「やる気」という不安定な感情に頼らず、科学的なアプローチで行動を促す方法を提示していることです。特に印象的だったのが、著者が提案する「週間振り返りシート」の活用方法です。
著者は、振り返りの頻度について興味深い指摘をしています。毎日行うと負担が大きすぎる一方で、月1回では間隔が空きすぎて効果が薄れてしまう。そこで提案されているのが、週1回の振り返りです。具体的には以下の4つのステップで行います:
- 取り組み内容の記録
- できたこと・できなかったことの整理
- 直面している悩みの書き出し
- 行動修正プランの立案
この方法が効果的な理由は、脳科学的な見地から説明されています。定期的な振り返りは、前頭前野の活性化を促し、自己管理能力を向上させるとのこと。また、記録を書き出す行為自体が、脳内での情報整理を助け、次の行動へのモチベーション向上につながります。
【実践してみた個人的な感想】
私自身、この方法を試してみて特に効果的だと感じたのは、「できなかったこと」を責めるのではなく、「なぜできなかったのか」を客観的に分析できる点です。例えば、朝型生活への移行を目標にしていた週では、「就寝時刻が不規則だった」という事実に加えて、「スマートフォンの使用が長引いていた」という原因も特定できました。
【おすすめの読者層】
・「やる気」という気分に振り回されている人
・目標は立てられるけど続かない人
・効率的な自己管理方法を探している人
・科学的なアプローチに興味がある人
【実用度】★★★★★
【読みやすさ】★★★★☆
【新規性】★★★★★
この本の素晴らしいところは、理論と実践がバランスよく配置されていることです。37のコツは、すべて明日から実践できる具体的な方法として示されています。
【参考リンク】
・Amazon書籍ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4761275723
・著者のTwitter:https://twitter.com/nobutaka_ohira
では、みなさんは行動を先延ばしにしてしまう際、どんな対策を取っていますか?
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