【綿(棉)の短歌】『3選』知っておきたい古典~現代短歌!

綿、コットン

綿、コットン

綿(棉)

アジア、中南米原産アオイ科、ワタ属の一年草。ワタ属は世界で約50種が知られる。

日本には奈良時代に渡来し綿毛を繊維として利用するため栽培される。種実から取られた綿実油は、食用油として利用される。工芸作物として重要度の高い植物で、切り花やドライフラワーなど観賞用として人気があります。

綿(棉)の短歌

省境を幾たび越ゆる棉の実の白さをあはれつくつく法師鳴けり 宮柊二

綿の木を知らぬわが目に結びし実一つ大きく真白く割れぬ 窪田章一郎

百済よりここに渡りて継ぐ花か畠の綿に淡黄に咲く 黒田淑子

綿の花

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