くちびる【唇の短歌】『3選』知っておきたい古典~現代短歌!

ベゴニア 赤

ベゴニア 赤

口のふちの、薄い皮でおおわれた、やわらかい部分。

唇は角層が薄く皮脂腺がないため、自力ではバリア機能をつくれない、とてもデリケートな部位です。話す・食べる・表情をあらわすなど、日常生活でも動きが多いうえ、食品や化粧品、紫外線、風など様々な刺激や体調の変化に影響を受けやすく、荒れやすい部位です。

唇の黄金比は、鼻の付け根から上唇のことをさす人中(じんちゅう)~上唇までと下唇~あごの骨の上までの長さが1:1。なおかつ上唇と下唇の厚みが1:2です。

人が細やかな表情をつくる場合に大きな役割をしています。理性的にきりっとひかれる時もあれば、不満を表す場合にとがらしたりします。悲しみにふるわす時もあれば、官能的に赤く色なすこともあります。

唇 短歌

唇は木の実のごとく甘ければあしたにたうべ夕にたうぶる 吉井勇

唇を打ちふるはしてもだしたるかはゆき人をかき抱かまし 岡本かの子

唇をよせて言葉を放てどもわたしとあなたはわたしとあなた 阿木津英

小菊 赤

小菊 赤

 

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