男性も高齢者の世話を
介護はその場面に直面しないと、なかなか準備をしない。
差し迫ってから慌てる。
出来れば、誰かにやって欲しいと願っている。
意外と多いと思います。
- 準備。
- 知識。
- 出来ることから介護技術を向上させていく。
私自身、上記3点を介護経験から実感しています。
介護の準備
最初の「準備」は日々の変化に気づいていくことです。
普段の生活の中で、体調の変化に敏感になる事です。
去年までできた行動が急に難しくなったと実感するは高齢者によくあること。
介護の知識
「知識」は、例えば国の制度について、サービスにはどんなものがあるのか、 どんな場合にどんなものが使えるのか、それらを知っておくことで、何かあったときに具体的な解決の道筋を見つけることができます。社会福祉のサービスとは「困っているようですが、 使いませんか?」と向こうから来てくれるものではありません。自分から「必要です!」と手を挙げ積極的に聞いてみないと苦しくなるばかりです。
介護の技術
「介護の技術」ですが。食事や入浴、排せつ、そのほか日常生活を維持するための基本的なことを、どうやって「その人自身が自分でできた、という気持ちになるようにもっていけるか」というのが、介護を実践するときの基本的なスタンスですが、そのような視点で介護技術を身に付けておくことが必要だと思います。
そうすることによって、介護をする側の負担も大きく変わってきます。介護技術は、その家庭の状況なども考えながら習得しておくといいと思います。 介護はとても身近なのに、 まだまだ軽いいものと考えられがちです。 もし、家族がそうなった場合、想像以上の負担が迫ってきます。
最近では、在宅で作る上のサービス、短期入所などの多様なサービスが充実してきてます。それら施設や在宅でのサービスの種類や内容などにも目を通しておくと良いでしょう。
以前は一度「特別養護老人ホーム」に入ったら、そのまま出ないという人が多かったと思います。でも今は、特養から引きとって自宅で介護するという人も出始めています。その理由は自分のできる事がある場合は挑戦してみる。など、いろいろあると思いますが、「在宅に受け皿となるサービスがあるから」ということも大きな理由の一つだと思います。
まとめ
最後に介護者の考え方として「人を信じること」が大切だと思っています。初めての介護は、知らないことばかりです。私は失敗ばかりでした。「認知症だからこの人はできない」とか「右側まひだから右手は使えない」 とか決めつけず取り組んでいきましょう。協力者もたくさんいます。
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