谷岡亜紀 (たにおかあき)
1959年~ 高知県生まれ。歌人。
高校卒業後、19歳で上京。1980年、20歳のとき短歌結社「心の花」に入会。佐佐木幸綱に師事。「心の花」選者。
東京やアジアの都市の混沌に身を置いて詠う。第 一歌集『臨界』では、「都市」の現代人の不安と孤独を描き、詩的散文と短歌をあわせた。
谷岡亜紀 著作
1993年 第1歌集 『臨界』
1999年 第2歌集 『アジア・バザール』
谷岡亜紀 短歌
魚たりしヒトの記憶を眠らせて夜を緑に点す水槽 『臨界』
天啓を待つにあらねど夕空に仰ぐインドのハレー彗星
毒入りのコーラを都市の夜に置きしそのしなやかな指を思えり
文明がひとつ滅びる物語しつつおまえの翅脱がせゆく
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