【本の感想】落ち込まない心をつくる和田秀樹の気持ち整理術

不安解消

不安解消

精神科医・和田秀樹氏が長年の臨床経験から、「悩みや不安の無限ループ」に陥る心のクセを解説し、それに気づき考え方や受け止め方を変えることで、落ち込みやすい心から抜け出し、ご機嫌で行動的に生きる方法を示した実践書『落ち込まない 考えすぎない気持ちの整理術』。悩みが完全になくなるわけではないものの、同じ出来事でも自信を持って対処できる心の習慣づくりが学べます。

①【本から得た気づき】

悩んでいれば良い答えが出ると考えるは思い上がり

【これからの行動(TODO)】
私は自分がいつも悩みがちなことに気づきました。多くの悩みを抱え、それらについて考えてどうすればよいかばかり時間を費やしていました。しかしこの言葉に触れたとき、自分は思い上がっていたと感じました。結果がどうであれ、まずは行動することが大切だと決意しました。うまくいかなくても、動き出すことこそ前進なのだと理解できたのです。

 

②【本から得た気づき】

逃げるは恥だが役に立つ

【これからの行動(TODO)】
この言葉はハンガリーのことわざであることも知り、とても勉強になりました。時には逃げることも賢明な選択であり、自分を守るために必要な手段だと受け入れられるようになりました。

 

【まとめ】

和田秀樹氏の『落ち込まない 考えすぎない気持ちの整理術』は、私たちの日常に潜む「悩みや不安」の根本的な原因となる思考パターンに光を当て、そこから抜け出すための具体的な方法を教えてくれる貴重な一冊です。特に「答えは行動からしか生まれない」という指摘は、頭でばかり考えてしまう私に強く響きました。また、「逃げることも時には必要」という視点は、自己否定感を減らし心を軽くしてくれます。科学的根拠や臨床経験に裏打ちされた内容なので信頼性も高く、多くの人が共感し実践できるでしょう。この本によって、自分自身との向き合い方や心の扱い方について深く学び直す機会となりました。同じように悩みや不安で苦しむ方にはぜひおすすめしたい一冊です。

 

◆参照元一覧◆

『落ち込まない 考えすぎない気持ちの整理術』和田秀樹 著

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