【感想】前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち 和田秀樹 著

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前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち

著作:和田秀樹

カテゴリー:心理学、社会問題、自己啓発

本の概要

現代社会における「前頭葉バカ」と呼ばれる現象について、和田秀樹さんが分析した本です。判断力を見据え、自分が正しいと信じて疑わない人々のことを指しています。本書では、このような人々が社会に与える影響や、その解決策について詳しく解説されています。現代日本における社会問題の核心に迫った一冊です。「前頭葉バカ」とは、柔軟に物事を考える力が弱い人たちであり、彼らは、判断力を見据え、自分が正しいと信じて疑わない人々のことを指しています。本書の中では、前頭葉バカを克服するための具体的な方法として、新しいことに挑戦することや、異なる意見に耳を傾けることの重要性が強調されています。

引用

「前頭葉バカにならないための5つの視点」

  1. 変化を楽しむ
  2. 自己モニターをする
  3. アウトプットの習慣をつける
  4. 「より現実的な議論のしかた」を身に付ける
  5. 前頭葉を元気にするために「ただ動く」

印象に残ったシーン

特に心に残ったのは、「自分とは正反対の意見を持つ本を読む」というアドバイスです。普通、私が自分が共感できる本や、自分の考えをサポートしてくれる本を選ぶことが多いですが、ここではそれを逆に手に取り、不快感を感じる本を読むことが勧められています。これにより、前頭葉がより活性化し、柔軟な考え方や視点を身につけることができるという点が非常にこれまで見た目なかった考え方に触れることで、思考の幅が広がるのは確かです。

まとめ

私たちの脳を活性化させ、生活の質を向上させるための実践的な方法が詰まった本です。脳はどんどん鍛えられます。この本を読んで、前頭葉が結果たす役割を再認識する機会ができ、それを効果的に活用する方法を学ぶことができました。

 

 

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