【ニセアカシアの短歌】『7選』知っておきたい古典~現代短歌!

ニセアカシア ハリエンジュ(針槐)

ニセアカシア ハリエンジュ(針槐)

ニセアカシア  ハリエンジュ(針槐)

ニセアカシアは北アメリカ原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木。和名はハリエンジュ。

花は甘い香りがし虫も沢山寄ってきます。蜜は「アカシアの蜂蜜」として売られています。また花房状に咲く白いの花は天ぷらにして食べることができます。花を酒につけ込んでアカシア酒、蜂蜜王国の長野県では74%の蜂蜜がハリエンジュ(針槐)の花から生産されています。

ニセアカシア ハリエンジュ(針槐)の短歌

アカシアの垂り葉の先ゆ滴りて浅間嶺の闇ひたひたと来る/#葛原妙子

アカシアの葉にわづかなる黄が見ゆれ秋すでに来る街のほとりに/#金子薫園

林のなかのいちはやき黄葉は針槐夏のも中に夢捨てて散る/#北沢郁子

ほのぼのと人をたづねてゆく朝はあかしやの木にふる雨もがな/#北原白秋

あかしやの花ふり落す月は来ぬ東京の雨わたくしの雨/北原白秋

逆光の湖にむかいて少年のひとり散らしきアカシアの花/武川忠一

あかしあの垂り花 白く散り敷けば、思ひ深めて道をくだりぬ/釈沼空

ニセアカシア ハリエンジュ(針槐)

ニセアカシア ハリエンジュ(針槐)

 ハリエンジュ 花から蜂蜜がとれます

ハリエンジュ 花から蜂蜜がとれます

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